釣り場でロッドの継ぎ目が抜けなくなったことはないですか?
8フィートのエギングロッドで、2ピースにしないと
車に積めない!
この時は友人の軽自動車に乗せてもらってたので、あせりました
何度かチャレンジして、やっとのことで継ぎ目部分が
抜けてなんとか帰ることができました。
釣り場で釣り竿のジョイント部分が抜けなくなった時の
その原因と対処法です。
継ぎ目が抜けなくなる原因は?
まずはあわてず、抜けなくなった原因を理解するのが先決です
そうすれば対応策も見えてきます
主に抜けなくなる原因は、強くジョイント部分を差し込みすぎた。
または日差しによる熱でロッドのカーボン素材が膨張してしまい、
ジョイント部分がギチギチにはまってしまった。
このようなことがあげられます。
さて釣り場で抜けなくなると困りますよね?
そんなときの対処法を実際の体験も踏まえて書きますね。
釣り場での対処法
ロッドベルトを使う
複数のロッドを束ねるのに使うロッドベルト、これを使います。
ロッドベルトの裏側は、ゴムになっており滑りにくくなっています。
ロッドは細いうえに、表面に水などが付いていると滑って力が入りにくくなります。
グッと力を入れることができれば、素手よりも継ぎ目を抜くことができます。
また熱でロッドが膨張した場合においては、クーラーボックスの放冷剤や
冷たいペットボトルを竿にくっつけて冷やすと抜ける確率があがります。
膝の後ろにあてて抜いてみる
体の前側で抜いても抜けない場合、体の後ろ側で竿を持ち抜いててみる方法が効果的です。
ちょうど膝の後ろ側あたりの手の位置にすると力が入ります。
私自身、どうやっても継ぎ目が抜けなくて最後にこのやり方で成功しました。
からだの前側でやるよりも、竿に直線的に力が加わるのがメリットです。
足の力も加えることができるので、抜ける可能性があがります。
持っていれば便利なグッズ
持っていれば必ず役に立つグッズの紹介
釣竿の固着外しロッドセパレーター
固着した釣り竿を痛めること無く、一人で手間をかけずに確実・簡単に外すことができる。
また、川釣り・海釣りなどの細い竿の固着外しで使用できます。
①穂先・振出竿などの細い竿に対応しています。 内径 2 mm ~ 6 mmのロッドまで使用できます。
②バス釣り、ジギングロッドに最適です。 内径6mm~14mmのロッドまで使用できます。
③タモ用など太竿用に最適です。 内径12~20mmのロッドまで使用できます。
※ダイワ、シマノなど様々なロッドに適用できます。
フェルールワックス
ロッドの継ぎ目部分のメンテナンスに。
最初から塗っておけばフェルール部の保護(擦り減り防止)になる上、固着して抜けなくなることもありません。
私の場合は、うす~く塗って指の体温で伸ばすように塗っています。
フェルールワックスに関しては、新品のロッドよりも使い込んでいるロッドに使った場合に
すっぽ抜け防止にもなります。
一度に使う量はわずかですし、700円程度のものですので、1本持っていればかなりもちます。
フェルールワックスがNGなメーカーもあります
ロッドメーカーのヤマガブランクスさんのサイトには
このように書かれています。
ロッドメーカーによっては、注意が必要な場合もありますので確認が必要です。
やってはいけないNGな抜き方
ガイドをつかんで抜くとガイドの破損につながります。
・ひねって抜かない
基本はまっ直ぐ方向に力を加えます。ひねると精密に整形されたカーボンの
継ぎ目部分の破損につながります。
・継ぎ目に近いところを持つ
なるべくジョイントに近い部分でグリップします。はなれた部分でグリップ
すると、まっ直ぐに力が加わらないおそれが生じます。
・リールなどははずして竿だけの状態にする
リールやラインははずして、竿だけの状態にして行いましょう。ちょっとした
ミスが破損につながります。
まとめ
原因がわかって、その対処法を知っていれば必ず抜けます。
私の場合、抜けなくなる原因は、深くジョイント部分を指しすぎたこと。
そして、ロッドの表面に水滴が付いていたことにより手が滑って力が
入らなかったことです。
せっかく買った大切なロッドです。
釣行後の水洗いやジョイント部分のメンテで長く使いたいですね!
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