ガイドに通すならPRノットが簡単にできる!

結び目をガイドの中に入れるならPRノットで!

それ以外のノットならガイドから出してキャストして下さい!

というロッドを購入したショップからのおすすめだったのがこの
PRノットを覚えようと思ったきっかけでした。

「ラインの結束」ということだけなら、おすすめの道具は
第一精工さんのノットアシスト2.0になるんですが。この場合
は、FGノットになります。ノットアシストの場合は、価格面
を考えても誰にでもおすすめできます。

そこに次のような条件が加わると
・ガイドの抜けがよくて、なるべく小さく結びコブをつくらない。

PRノットという選択になり、この場合かならず道具を使う
必要があります。この道具も今まで色々なメーカーから発売
されてまして、だいたいが似たような形をしています。

そんな中でも今までにない形状の道具が発売になりました。
「スイス ボビンノッター」といいます。もともとフライ
関係のメーカーみたいです。

マルク・ペティジャン スイスボビンノッター SBK-1

このボビンノッターですが、今までのノッターと違うのは。

 

  • ラインのセットが簡単
  • きっちり巻くことができる
  • 糸ヨレが少ない

などがあげられます。

使い方に関しては、なんと解説DVDが付いています。
これに関しては少ないのですが、YuoTubeに動画がアップ
されてますのでそれをみた方が理解できます。

いくつか動画はアップされているんですが、この動画の解説が
一番わかりやすかったです。私は何度も見返しました。

一応、私のやり方を書いておきます。

私の場合、ノットを組むときは

PE(リール)が左 リーダーを右

に置いています。

ノッターを回す方向は、手前から向こう側です。
ノッターは右側に回転して、そのあと左側に巻き返してきます。

巻きつけは30回ぐらいにしています。

今までのノッターの場合、巻き始めきっちりしないといけな
かったり、ノッターをリーダーから離しすぎてうまく巻けない。

などがありましたが、このスイスボビンノッターの場合、先端の
形状がこのようになってますので、ラインに密着させてきっちり
と巻きつけることができます。

最初は慣れてなくて、ノッターを飛ばしたり、ラインが切れたり
しました。正直なところライトラインの結束には無理かな、と思い
失敗したかと思いましたが、何回も練習しているうちに楽に結べる
ようになりました。

値段の割に剛性がしっかりしてますし、ラインテンションをかける
調節がクリック式になってまして、調節しやすくなってます。この
クリック式になっているのが良くて、精密機械みたいな雰囲気があり
好感が持てますね。
私の場合、PE0.5号のラインについては、一番小さい印のところに
あわせています。巻くラインの号数がかわらないなら、ずっと同じと
ころに合わせたままで大丈夫です。

ラインのセットも従来のノッターのように、細い穴を通さないでも
いいですし、簡単にセットできてはずれにくい工夫もされています。
右の写真の溝の部分にPEラインを巻いていくわけなんですが、ここがキモ
でラインがほどけることはありません。

実際に結んだ写真です。エギングでも使用していますが、結び目から
スッポ抜けたことはありません。きれいに簡単に結べます。

今まで使ってきた道具のなかでは、革新的で本当に使いやすい道具
です。欠点といえば、コツをつかむのに練習しなければならないこと
ぐらいです。最初は、太めのラインで始めた方がやりやすいと思います。

手に持った感じはずっしりと重く、剛性がしっかりとしているのが感じ
られます。ライトラインを結ぶのに、もう少しオモリが軽いのがあれば、
もういうことはないですね。

マルク・ペティジャン スイスボビンノッター SBK-1

持っていることで所有欲を満たしてくれるというか、満足させてくれる
道具です。ノットを結ぶのが楽しくなります。使い方を納得して購入すれ
ば価格以上の満足が得られると思います。

最近はPRノットを結ぶときは、このスイスボビンノッターしか使っていま
せん。いやたぶん、これからもこれしか使わないと思います。とにかく楽に
PRノットが結べちゃいます。きっちり巻けますし、糸ヨレも少ないですね。

型番でSBK-1とSBK-2がありますが、1の方はオモリが1個付属で
ライトライン用です。

 

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